乱読家の○棚

私の○棚の中身を紹介するブログ。 ○の中は本が多め。時々酒だったりするかも。

姫のためなら死ねる

美麗な表紙からはじまり、物憂げな様子の着物の女性。

この女性こそがこの漫画の主人公、清少納言

ただし、ニート気質の引きこもりで、百合っけ有りのロリコン気味だけどな!

幼なじみの弁官にいい加減に働けと紹介された中宮(一条天皇陛下の皇后)の話し相手の仕事の面接で中宮の定子様に一目惚れする。

なお定子様、作中の年齢は13歳の少女である。

ぶっちゃけ変態といっても過言ではない清少納言、面接に受かったと報告を受けた幼なじみの弁官は、あまりの清少納言の様子に「定子様、どうか御無事で」と真顔で心配する始末。

定子様の父、 藤原道隆に至っては「何か・・・恐い・・・」と清少納言に恐怖を感じる始末。

いや、そんな恐い奴をなぜ娘の話し相手に合格させるのか・・・。

ただぶっちゃけ周囲も周囲でだいぶアレな人達が揃っているので、お前ら人のこと言えんのかと。

冒頭で百合だのロリコンだの書いたけど、それを口実にハイテンションでギャグをかます漫画なので、毛嫌いせずに読んで見てほしい。

とりあえず7巻まで出ているみたいなんで、しばらくこの漫画で笑わせて貰います。