乱読家の○棚

私の○棚の中身を紹介するブログ。 ○の中は本が多め。時々酒だったりするかも。

司法書士試験に挑戦することにしました。

私は行政書士の資格を持っているのだけど、行政書士だけでは実際問題何ができるというわけでもないので、キャリアアップを目指して司法書士に挑戦することにしました。

まー仕事しながらだと資格スクールに通うのも難しいんで、とりあえず独学でやっていこうかと。

それでさっそく本屋でテキストを購入。

で、買ってきたのが司法書士 山本浩司のautoma systemの民法1。

まぁ民法行政書士試験の時にも大分やったので、サクサク進めていこうとテキストを開いてみると・・・

スッッゲー読みづらいんだけど!

いや、まだ最初の50ページ位しか読んでないんだけれども。

はっきり言って読む側のことを一切考えていない本の作り方。

例えば、ある問題を提示してその問題を考える際に「この問題はAという結論が条文から考えた結論です」と書いた後に、2ページ近く使ってコラムと参考問題、参考条文を書いてあったら、読む側からすればその問題については一段落ついたと考えるのが自然だろう。

勉強のペースによってはキリが良いので、一旦テキストを閉じてしまうかもしれない。

しかしこのテキストでは、「Aという結論です」と書いて2ページ近く使った後に、「しかし実際にはAではなくBというのが本当の結論です」と書いてくる。

Bという結論読者に学習させるなら、2ページ近く使ってコラムやら参考問題途中に挟む意味が全くわからない。

どうしても書きたいならBの結論書いて完全に一段落ついてから書くべきだろう。

このテキストの書き方親切だと思う読者はほとんどいないだろう。

正直「Aという結論です」と書かれた時に行政書士の資格を取った時に勉強した民法の知識と相反していたせいで、頭の中が混乱したわ!

まさか2ページ後に本当の結論書いてあるとは・・・。

このテキスト以外に良い司法書士試験のテキストがあればすぐにでも買い直したいところだが、司法書士のテキストはほとんど選択肢がないので、この不親切なテキストしばらく勉強を続けていきたいと思う。