あかん、しんどい・・・
風邪ひいて死にそうでっす。
普段なら本を読まない日はないんだけど、今日は文字を読んでるだけでも頭痛がしてくる始末。
ブログ書いてないでもう寝ます。
兄の嫁と暮らしています。
姫のためなら死ねると同じ作者くずしろの作品。
まーくずしろ漫画の例に漏れず百合っぽい雰囲気のある作品なんだけど、登場人物や物語には百合の要素は無いです。
キャラクターの特徴として百合属性があるんじゃなくて、読者側がつい妄想してしまうような作風というか。
唯一の肉親だった兄を亡くした志乃と、その兄の嫁の希の二人のホームドラマ?と言えばいいのかな。
希を慕いながらも兄の嫁という遠い関係の人に守られていることに罪悪感を感じている志乃と、志乃の保護者であろうとする希の物語。
家族というには遠い関係の二人の中で、志乃は自分を守ることに希の人生の内で大切な時間を費やしてることに罪悪感みたいなものを感じていて、一方で希はそんなつもりはなく志乃の保護者、家族であろうとする。
自立しなきゃとある種の罪悪感と義務感がある志乃と、志乃と本当の家族になりたい希の微妙にすれちがっている感情が物語を良い感じに動かしてます。
ところで・・・私が法律職だから気になるのかも知れないけど、志乃の未成年後見人(法的な保護者)って誰だ?
いや、漫画にこの手のツッコミは無粋って分かってるんだけど。
自立しなきゃと思っている志乃が可愛くて好きです。
13月のゆうれい
以前に紹介した世界は寒いと同じ作者の作品。
女っぽい可愛らしい服装が大嫌いな姉と、女装して生活している弟の話。
こう書くと姉弟仲に問題があると思うかもしれないけれど、そんなことはなく姉弟仲は本当に良い。
特に姉の方は、小さい頃には弟にイタズラをした変質者を叩きのめし、大人になってからは女装が職場の人間に見られた弟のためにポリシーを曲げて、双子なのを利用して大嫌いな可愛らしい服装でその同僚の前に姿を見せたりと、お姉ちゃんしている感じ。
ちなみに、姉が可愛らしい服装が嫌いだったり、弟が女装をしていたりするけど、性的マイノリティの話ではないです。
どちらかというと、他者からの自分に対する評価の話かな。
勉強や仕事ができるとかの能力的な評価ではなくて、女らしいという性別から来る固定観念的な評価に対する嫌悪感というか。
女なのに女らしい格好をしている無いと、「もっと可愛格好したら?」と上から目線でダメ出しされることに対する不快感に対する反発が姉の服装に対するポリシーの源泉だと思う。
弟の方はもっと複雑で、子供の頃から女の子のような可愛らしい容姿していたため、変質者にイタズラをされて可愛いという言葉に強い嫌悪感を持っていたんだけど、ちょっとしたきっかけでそれを振り切ってと上手く説明できない感じ。
いずれにしてもこの作品は自己評価というか自分自身を上手く肯定できない二人が、どう自分自身を受け入れて肯定していくかというような内容だと思う。
つまり放浪息子から恋愛要素を大幅に削った感じという、分かる人にしか分からない例えで今回は終わる。
司法書士勉強中
昨日に引き続き司法書士の勉強中。
そして昨日も書いたけどテキストが使いづらぁい!!
ネットの評判は悪くないんだけど、皆本当にこんなテキストで勉強してるの?嘘ついてない?
まー実際問題、出版されているテキストが3種類程度で、毎年新版出してるのが今使っているオートマだけっぽいんで仕方ないちゃ仕方ないんだけど。
お金と時間さえあれば資格学校に通うんだけどなー。
行政書士試験に合格した時は完全に独学だったけど、司法書士試験は正直独学だと厳しそうだし。
とはいえ、自分にできる範囲で努力するしかないんだけどね。
とりあえず今日は60ページちょい読み進めました。
平日はどうしても勉強の時間が取りづらいし、土日にできるだけ頑張んなきゃなー。
司法書士試験に挑戦することにしました。
私は行政書士の資格を持っているのだけど、行政書士だけでは実際問題何ができるというわけでもないので、キャリアアップを目指して司法書士に挑戦することにしました。
まー仕事しながらだと資格スクールに通うのも難しいんで、とりあえず独学でやっていこうかと。
それでさっそく本屋でテキストを購入。
で、買ってきたのが司法書士 山本浩司のautoma systemの民法1。
まぁ民法は行政書士試験の時にも大分やったので、サクサク進めていこうとテキストを開いてみると・・・
スッッゲー読みづらいんだけど!
いや、まだ最初の50ページ位しか読んでないんだけれども。
はっきり言って読む側のことを一切考えていない本の作り方。
例えば、ある問題を提示してその問題を考える際に「この問題はAという結論が条文から考えた結論です」と書いた後に、2ページ近く使ってコラムと参考問題、参考条文を書いてあったら、読む側からすればその問題については一段落ついたと考えるのが自然だろう。
勉強のペースによってはキリが良いので、一旦テキストを閉じてしまうかもしれない。
しかしこのテキストでは、「Aという結論です」と書いて2ページ近く使った後に、「しかし実際にはAではなくBというのが本当の結論です」と書いてくる。
Bという結論読者に学習させるなら、2ページ近く使ってコラムやら参考問題途中に挟む意味が全くわからない。
どうしても書きたいならBの結論書いて完全に一段落ついてから書くべきだろう。
このテキストの書き方親切だと思う読者はほとんどいないだろう。
正直「Aという結論です」と書かれた時に行政書士の資格を取った時に勉強した民法の知識と相反していたせいで、頭の中が混乱したわ!
まさか2ページ後に本当の結論書いてあるとは・・・。
このテキスト以外に良い司法書士試験のテキストがあればすぐにでも買い直したいところだが、司法書士のテキストはほとんど選択肢がないので、この不親切なテキストしばらく勉強を続けていきたいと思う。
惰性67パーセント
美術系大学の学生四人組が毎回グダグダとしょーもないことをやる一話読み切り型のコメディ漫画。
お色気多めで絵がこの手の漫画にしてはかなり上手い位しか特長はないんだけど、大学生特有のダラダラとした空気は現役の学生や最近まで学生だった人には共感できるんじゃないかと。
メディアじゃ大袈裟に描写されがちだけど、大学生でエロいこと考えてようがなかなか実行に移せないヘタレ具合というか、自分の(端から見るとやや滑稽だけど)外聞を少しでも保とうとしながらもどうにかしてエロいことをしようと駆け引きをするところとか、まーリアルな大学生もこんなもんよねと。
男性ならまぁまぁ楽しめると思うというか、読む側も気楽にダラダラ読み続けるタイプの漫画やね。
ヲタクに恋は難しい
ヲタクに恋は難しいと言いつつ、第1巻の最初の方で付き合い始める主人公カップル。
主人公カップルの桃瀬成海と二藤宏嵩が付き合い始めるのは早かったけど、たぶんタイトルにある恋って付き合うまでのものじゃなくって、付き合いはじめてからのことだと思う。
基本的にはギャグ路線なんだけど、所々で描かれる恋愛関係の描写は焦れったいちゃー焦れったいんだけど。
てか、ぶっちゃけオタクに限らず大人の恋愛って学生時代に比べて大分難しい物だと思う。
普通の恋愛漫画なら、物語の展開としてなにかしら大事件が起きて、それをきっかけに恋愛関係が大きく動き出すんだろうけど、この漫画にそんな大事件は期待してはいけないわけで。
ついでにいうと、この漫画には恋愛漫画でお約束の恋のライバル的なキャラクターも出てこない。
てか、現実世界の恋愛で恋のライバルとか見たことねーよ。
そういう意味では大分リアルな恋愛の描写のだと言えなくもない。
一般にオタク趣味と呼ばれる物って、時間も取られるし同人誌とか性的な部分も絡んできやすいので(成海は読むだけじゃなくて書いてるし)、恋人っていう存在にどこまで明かすのか、この漫画の登場人物のようにフルオープンだとして、どこまでその趣味に付き合って貰うのかとか、あるいはその趣味に二人で費やしてる時間が互いにとって「趣味友達」と「恋人」との感覚的な差ってどこにあるのかとか、割りと難しい物だと思う。
成海はわりと「趣味友達」に近い感覚で宏嵩に接してるけど、宏嵩はちゃんと恋人として意識させようと地味に努力してたりとか。
そこら辺の付き合ってからの機微がヲタクに限らず難しいんだろうなと。
ただまぁ、色々書いたけど基本的にはギャグ漫画な訳で、やや独特なノリもあるので1巻を読んでみて合わない人は絶対に合わないけど、少しでも面白いと思った人はどの巻も楽しめると思う。